何もしていないのにノートパソコンが熱い。何だろうと思ってタスクマネージャーを見ると
PresentationFontCache.exe
が暴走状態だった。対処方法を紹介します。
PresentationFontCache.exeとは
WPFアプリケーション用のフォントキャッシュ用のサービスプログラムです。
WPFとは、Windows Vistaで導入されたGDIに代わる描画用のプラットフォームである。
重い原因
フォントキャッシュが壊れている疑いが高い。
修正方法
サイトによっては、このサービス自身を止めてしまう対策が書かれているが、WPFアプリが遅くなるためおすすめしない。
フォントキャッシュファイルを手動で削除する。以下が手順である。
(1). PresentationFontCache.exeを強制終了する
通常はサービスマネージャーから終了するのだが、暴走状態のサービスはそれでは止まりません。
タスクマネージャーから、PresentationFontCache.exeの位置で右クリックしてメニューを表示して、"タスク終了"を選択します。
1度やってもダメな場合があります。その場合は、もう一度繰り返してください。
(2). フォントキャッシュを削除する
以下の赤枠で囲ったファイルをすべて削除する。
C:\Windows\ServiceProfiles\LocalService\AppData\Local
C:\Windows\ServiceProfiles\LocalService\AppData\Local\FontCache
(3). OSを再起動して完了
(2)のフォルダに新しいキャッシュファイルが生成されます。