PMPの流儀

我が家の流儀

我が家で気になったことを夫婦で取り上げていきます

MENU

CPU Temp Control (CPU温度コントロール)

f:id:ruruucky:20200821030943p:plain     自作ソフトウェアNo.1

自作ソフトウェアを少しずつ公開していきます。1回目は熱暴走に陥りがちな夏にお勧めのCPUの温度管理ソフトです。Vector からダウンロードできます。

 

機能

CPUの温度を監視して閾値を超えると、CPUの稼働率を下げ温度上昇を押さえます。圧縮や動画エンコード等、長時間の高負荷用途にご利用ください。 CPUのパフォーマンスを落とすのでゲームには不向きです。

仕様

トレイアイコンに現在の温度と状態インジケータを表示します。

f:id:ruruucky:20200821022302p:plain

状態インジケータ 最大CPU使用率  説明 

 緑                          100%      ノーマル状態

 黄                            99%      TURBO MODEを抑制します

 赤         80%      最大の処理能力低下

 

状態遷移条件

   85度以上が8秒間連続 状態を1段階増やします

   80度未満が8秒間連続 状態を1段階減らします


引数

   --console コンソールウインドウに動作ログを表示します

   --logging テンポラリディレクトリの CPUTempControl.log にログを書き込みます。 テンポラリディレクトリは C:\ユーザー\ユーザー名\AppData\Local\Temp です。

ダウンロード

https://www.vector.co.jp/soft/winnt/hardware/se521697.html

注意点

  • CPUの温度情報はOSのパフォーマンス情報から取得しております。正しく読めとれない機種があります。
  • CPUの温度制御のために、アクティブの電源プランの「最大のプロセッサの状態 --> 電源に接続」の値を書き換えます。 プログラム終了時に元の値に戻していますが、強制終了したときには元に戻りません。 電源接続を前提としており、バッテリ駆動は想定していません。
  • ログ機能有効時 ログに削除や容量低減などの機能はありませんのでファイルサイズに気を付けてください。

動作環境

 Windows10 64bit版

 未検証ですが、Windows7, Windows8 でも動作すると思います。

その他

  • 開発環境

       Microsoft VisualStudio Community 2019 Version 16.7.1

  • 設計方針 

     高負荷時に常駐させることを考慮してWin32 APIのみでコンパクト(30KBytes)に作りこんでいます。