ここ最近 2025年にWindows10のサポートが切れWindows11に変わるというニュースが駆け巡っています。また、開発中のWindows11流出しているとも。その噂のISOを実際にインストールして真偽のほどを確かめてみました。
確かに Windows11 は存在しており、製品に近い完成度を持っている事が分かりました。しかし、その実態は中止になった Windows10X に酷似しています。
NEWS 2021/6/25 マイクロソフトの公式発表が来ました !
本物の開発バージョンが流出した模様
pmp-style.hatenablog.com
1. インストール
VMWare Workstation Player に新規インストールしてみます。ゲストOSは Windows10 x64を指定しました。
(1). 見慣れたセットアップが起動しました。
(2). Windows11 の多くのエディションから選択できます。N というのは何でしょうか。今のSモードの後継か ?
x64のみでx86は存在しません。噂通り、32bit OSは切られた模様。
全体を通じてセットアップは普通に使えるレベルになってます。しっかりプロダクトキー入力画面もありました。
2. 起動
(1). 起動時のロゴは正方形になりました。
(2). ログイン前のスクリーン。ここでクリックするとログイン画面になるのもWindows10と同じ
3. デスクトップ
(1). ログイン後のデスクトップ
タスクバーが変わっています。左寄せだったアイコンがセンター寄せに変わっています。なんとなくMacに近い印象。
(2). スタートメニュー
スタートメニューは画面中央に表示されます。ログオフやシャットダウンもここからです。
(3). タスクビュー
デスクトップの切り替えです。
(4). ウィジット
ここ最近Windows10のタスクトレイに天気予報が表示され、そこを押すとニュースが表示される機能が追加されましたが、それと同じです。
(5). エクスプローラ
アイコンが一新され、今よりもいい感じです。エクスプローラのツールバーの機能には違いはなさそう。
(6). 設定のホーム画面
今と変わらないです
(7). About
バージョンが Dev になっていますね。
4. 考察
確かに Windows11 と表示されるOSは実在している事は分かりました。
・スタートメニューなど大きく変わったところはありますが、骨格がWindows10とそっくり。
・完成度が高すぎ。ほとんど出来上がっておりβテスト版かと思わせる状態です。OneDriveやマイクロソフトアカウントでのログインもできてます。
・質感がすごい向上しています。MSが提唱している Fluent Design がいよいよ全面的に採用されています。
ふとWindows10X の事を思い出し、検索してみると・・・
japan.zdnet.com
え、、、このスターメニューそのままやん。
そういえば Windows10X は中止となり、そのエッセンスはWindows10に組み込まれるとのニュースがありました。
そして 2021年6月24日に、マイクロソフトから重大発表があるそうな。
japan.cnet.com
これらを踏まえると…これはその発表時に使う予定の Windows10 の次期バージョンなのかもしれません。
今年後半に出る 21H2 と考えれば、今の完成度であるのはうなづけます。
それであればなぜわざわざ Windows11 という表記に変えたのか気になります。
コマンドプロンプトを起動すると Windowsのバージョンが表示されます
今使ってる Windows10 では・・・
Microsoft Windows [Version 10.0.19042.1052]
Windows11では・・・
Microsoft Windows [Version 10.0.21996.1]
やはり Windows10 の次期バージョンの疑いが濃厚です。
つまり・・・Windows10 + Windows10X = Windows10 21H2 = Windows11 が当サイトの予測です。
あと、別の情報ではUEFI が必須となり、時期的にSandyBridge など過去のCPUは対象外になるとの情報も流れている。
今回試した環境は、BIOS + Arrandale(初代 i5) で動いているので、Windows10から要求スペックは変わっていないようだ。
それでは 6月25日に答え合わせをしよう
2021/6/20 追記
マイクロソフトが流出した Windows11 の ISO を検索対象から外すように申請があったようです。
いわば本物だったとお墨付きを示した形です。
japanese.engadget.com
答え合わせ(2021/6/26) NEW
Windows10 + Windows10X = Windows10 21H2 = Windows11は正解でしたが、要求スペックが予想以上に高かったです。
pmp-style.hatenablog.com
流出版ではArrandale CPUにインストールできたのは、ファイルを1本差し替えるだけでTPMを回避できるようなので、その細工が入ったものだったと思います。