DELL PCのリカバリー起動メディアを作成方法する方法を紹介します。
1. DELL PC を購入したら最初にやるべきこと
PCを購入したら、真っ先にやることが2つあります。
(1). リカバリー用のUSBメディアを作成
(2). 現在の状態を丸ごとバックアップ
作成する目的はSSDが壊れた時に、新品のSSDから自力で復旧できるようにすることです。この2つは同じことを目的としていますが、両方やっておくと安心です。昔のPCはリカバリー用のDVDが付属していて万一の場合も購入時点の状態戻すことができましたが、最近はメディアは付属している方が稀です。
今回の記事は (1) のリカバリメディアの作成です。DELLのPCにはリカバリー用USB作成ツールが付属していません。そのためツールを探すところから始まりますが、これがまた分かりにくい。検索しても古い機種がヒットしてしまい現在のツールを探すのが大変でした。
2. 下準備
Dell OS Recovery Tool を公式サイトよりダウンロードし、インストールしてください。 https://www.dell.com/support/home/ja-jp/drivers/osiso/recoverytool
16GB以上のUSBメモリ を準備します。リカバリーメディアを作成すると内容がすべて消える点に注意してください。
3. USB起動メディア作成手順
(1). スタートメニューより、「Dell OS Recovery Tool」 を起動します。
(2). 詳細リカバリーに切り替え」をクリック
(3). このコンピュータの場合」を選択し、「次へ」をクリック
(4). リカバリーメディアの内容を2つから選択します。違いは以下です。
左側 | 右側 | |
---|---|---|
windowsのイメージ | なし | あり |
診断ツール | あり | あり |
ダウンロードサイズ | 868MB | 6.92GB |
まっさらない状態からWindowsをリカバリーをさせるのが目的なので「右側」を選択し、その中の「ダウンロード」をクリックします。
(5). 使用するUSBメモリを確認します。最初に書いた通りUSBメモリ内はすべて抹消される点に注意してください。
問題なければ、選択にチェックを入れ、「ダウンロード」をクリックします。
(6). ダウンロード完了まで待ちます。
(7). ダウンロード完了すると以下の画面になります。「Wordファイルをダウンロードする」をクリックしてリカバリー方法が記載された手順書を保存します。「完了」を押してください。これで完了です。
作成されたメディア
USBメモリの使用量をみると約7GB使用しています。8GBでは心もとないので16GBを指定しているのでしょう。
PCを2台持っている方へ
いつ使うか分からないUSBメディアを保管しておくのはもったいないと思う人もいるでしょう。
このUSBメモリを丸ごとバックアップを取り、外付けHDDに保存しておく方法があります。
ちなみに・・・USBメモリの内容をエクスプローラでコピーしてもダメです。
具体的な方法はシステムバックアップネタの記事とともに更新します。