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【誰でも出来る】タッチタイピングのコツ、練習方法

タイピングを習得してかなりの年月が経ちました。キーボードのタッチタイピング(ブラインドタッチ)をやり方を紹介します。昨今はタイピングの速さを競うサイトが多いですが、目的は速く打つことではなく、意識せずに入力できるようになることです。

はじめに

正しい打ち方を身に着けると、頭に浮かんだ言葉が画面に現れる感覚になり、手書きよりも圧倒的に速く思考が途切れずに入力できるようになります。
指を動かして目的のキーを押すという感覚は無く、勝手に指が動くようになります。

歩く、自転車に乗る、箸を持つ・・・あらゆる身体的機能は最初はぎこちなくうまくいきませんが、何度も練習しているうちに自然に動くようになり、最終的には意識せずに動くようになります。
速さを求めたい方はその後です。自転車に乗れない人が速く走る方法を学ぶことは時期早々ですからね。それと一緒です。

タイピングは特別な技術ではないので誰でも習得できます。 脱線しますが…同じキーボードでもピアノは段違いの難易度があります。88鍵の任意の位置を任意の指で押し、しかも左右独立して押さないといけないので相当な訓練が必要です。鍵盤の練習をしていますが、とても苦労してます。

Step1. 指の配列を理解する

キー毎に指の役割が決まっています。以下塗分けをしました。

人差し指は2列分を担当します。しかし、右小指のエリアが妙に広いですね。アルファベットやローマ字入力であればさほど使うことはありません。
最上段の数字を右に1文字ずらしていますが、この方が移動距離が短いのでこちらを推奨します。

Step2. ホームポジション

fjのキーは、人差し指を置くホームポジションで、凸状の突起が指ざわりで分かるようになっています。
そこに、中指、薬指、小指を横に並べると、「asdf jkl;」の上に指が位置します。

初期の段階では、何かのキーを打つごとに、ホームポジションに指を戻してから、次のキーへの移動を行います。

例えば、y, u の覚え方・・・
キーの位置は覚えられないうちは、印刷なり画面をみて理解しつつ、キーボードは見ずに指の接触感覚をたよりに練習します。
uは、jのすぐ上なので、右人差し指を上にずらしながら、指の腹でキーの境目を越えて、上のキーのエリアに入ったことを感じ、境界を感じ無い位置で押します。
yの場合は、uの左なので左上にずらしていきます。

ホームポジションのいずれかの指をホームポジションに残しておくと、打った後に迷子になりません。y, u の場合なら、小指は残しておくといいでしょう。

こうして、頭の中で各キーがホームポジションからどの指を、どちら方向に動かしていくかを理解して、キーボードを見ないで打ちます。
徐々に、指の感覚がついてくると思います。

日本語入力を覚えたい方は、基本の a, i, u, e, o のキーをまず覚えるとよいでしょう。ホームポジションからの移動距離が短いので難易度は低いです。
慣れてきたら、日本語なら、あ~ん、アルファベットなら a~z をキーボードを見ないで打つ練習をします。

タイピングのための練習は嫌になるので、日記やプログラミングなど時間的制限がなく、気楽にできる感覚でやりましょう。

鉄則は以下の通り
 ・キーを押す指は役割通り
 ・キーボードは絶対見ない
 ・ゆっくり・正確に
 ・毎日気楽に触る

打ち間違えは多々発生しますか、「バックスペース」もキーボートを見ずに押して修正してください。
ゆっくりでよいので、キーボードを見ずに役割通りの指を打てるようになったら完成です。

Step3. 自然な形で打つ

ホームポジションは、asdf jkl; と書きましたが、指を一直線上に並べるのは人間工学的に無理があります。FとJだけを意識して、あとは自然な感じで良いです。だいたい awef jio; あたりに指が来ます。

Enterキーを打つときに、右人差し指をjに置いたまま小指で打つのは無理があります。徐々にホームポジションの呪縛を解いていきます。

ホームから一時的に離れてもホームに戻れる感覚をつかむ (戻すのは人差し指だけで、あとの指はあまり意識しなくても良いです)。
あるキーを打った後に、ホームに戻らずに次のキーを打つ。

いきなりは無理です。鉄則を続けていくことで、徐々に指の距離感がつかめてきます。
ホームに戻らずに連続キー入力ができるようになれば完成です。

Step4 最終段階

あとは毎日の積み重ねにより、打つ感覚がなくても勝手に指が動くようになります。
速さを求めたい方はこの段階から意識すればよいでしょう。

この段階の完成は、カーソルキーやテンキーで入力した後や、マウスを操作した後でも、キーボードは見ずにそのまま入力できるようになることです。

番外編

日本語入力に多くの方はローマ字入力を使っています。これは覚えるキーが少ないのがメリットで、比較的短期間にタイピングをマスターできます。

日本語入力が多い方には「かな入力」をおすすめします。ローマ字はあ行以外は1文字に2つのキー入力を要しますが、かな入力ではダイレクトに文字が入力できるので、約2倍の速さで日本語が打てるようになります。そのかわり、アルファベットとは別に、かなの位置をすべて覚える必要があります。

管理人は「かな入力」を使っていますが、たまにローマ字入力するとキーを打つわりに画面に出てくる文字の出る速さが遅く感じます。ダイレクト感がないというか。